直射日光が当たる部分: 太陽熱を吸収して高温になり、膨張します。
サッシに隠れている周辺部: 日が当たらず、サッシの放熱効果で冷えたままです。
夜間の放射冷却
冬の晴れた夜は「放射冷却」現象により、ガラスやサッシがとても冷たく冷え切っています。ガラス全体が最も縮こまっている状態です。
朝日の直撃による急激な温度差
そこに、日の出とともに強力な朝日が直撃します。東向きの窓ガラスの中央部分は冬とはいっても強力な太陽エネルギーを受けて、一気に温度が上昇し、急激に膨張を始めます。
サッシ周辺は冷えたまま
一方で、サッシ(窓枠)に隠れたガラスの周辺部分は、サッシに隠れているので直接は太陽エネルギーを受けられず、すぐには温まりません。
「真ん中は熱い、端っこは冷たい」という強烈な温度差が短時間で発生するため、東向きの窓はガラスの強度の限界を超えやすいのです。
強度が低い: 網入りガラスの許容熱応力(熱への耐久力)は、一般的な透明フロートガラスの約半分しかありません。
構造上の弱点: ガラス内部の金属ワイヤーが熱を持って膨張したり、切断面の微細な錆がきっかけとなったりして、ヒビ割れを誘発しやすくなります。
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